TOMORROWLAND RECRUIT

最高のものづくりの次なる挑戦 - 世界基準の『最高』を手に入れるために -

最高の商品を最高の環境で最高のお客さまに届ける、そのステートメントを叶えるため、たった1枚のニットから始まったトゥモローランド。その後編集型ショップの構築や海外クリエイターとのコラボレーションという発展の形を辿り、2015年更なる進化のための新たな試みが始まった。アメリカ・ニューヨークへの出店という大きなプロジェクトである。2013年に始まったメンズブランドの海外へのホールセールス、そして2015年春夏にはウィメンズの展開も開始していたが、海外にトゥモローランドのショップをオープンするというのは初めての試みであった。この出店には大きく2つの目的があると、本プロジェクトの統括を行う礒谷は言う。「1つは日本国内を中心とした既存マーケットにおけるトゥモローランドブランドの価値向上です。よりインターナショナルなブランドであるという認知を広げることでブランド価値の向上を図っていきます。そして2つ目はニューヨーク店でのマーチャンダイジングとお客さまからのフィードバックを活かしたものづくり、店作りを進めることです。ニューヨークというマーケットの中でお客さまが求めるモノ、求めるサービスを実体験として受け取ることで、グローバル基準での高い品質のものづくりと店作り、そして人財開発に活かせると確信しています。」
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これまで日本国内を中心としたマーケットの中で、その特性に合わせた最高のものづくり、そして店作りを目指してきたトゥモローランドだが、今回初めて海外での出店ということで本プロジェクトが始まった時には未知数の部分が多く、関わったスタッフはさまざまな場面で苦戦することとなった。プレスを担当する尾城は言う。
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「プロジェクト開始直後はGoogle mapsなどで周辺エリア写真や地図を確認しながら、市場環境のシミュレーションを何度も重ねました。とにかくどういう場所なのか?どういった方々に来ていただける場所なのか?ということがわからない中でMD計画を立てなくてはいけなかったというのが最初に直面した課題だったと思います。」この課題を解決するため、プロジェクトチームメンバーはさまざまな方法でのマーケットリサーチを行い、ニューヨークというマーケットのイメージを具体化していった。ニューヨークのファッションマーケットに精通した佐々木会長とのミーティングも何度も実施された。そうした試行錯誤の末に作られた店舗は、日本のトゥモローランドとは異なりMDのほとんどすべてがトゥモローランドオリジナルの商品で構成されたまったく新しいショップとなった。そして店舗の内装に関してもこれまでの日本国内のトゥモローランドでは見られなかった天高を活かした広がり感のある、ニューヨーク店オリジナルのデザインで構築した。
前述の礒谷は言う。「来店していただくお客さまのほとんど全員がトゥモローランドというブランドをまったく知らない状態でいらっしゃることになります。ゼロからブランドを構築していくことが求められる環境で、どうやってトゥモローランドを表現し、ものづくりのブランドとして認知してもらえるかを考えた結果、アパレルに関してはほぼトゥモローランドのオリジナル商品のみで構成することになりました。」店舗の開店準備を進めていく中で、見知らぬマーケットでブランドの価値を一から構築しなければいけないという課題の他にも、より現実的な課題にも直面した。
それはまさに日本とアメリカという国の違いによる文化の違いとも言えるものだった。プロジェクトメンバー猪瀬は言う。「商品提供や流通システムをはじめとした、トゥモローランドが日本の中で築き上げてきたさまざまなオペレーションのナレッジがまるで通用しませんでした。現地スタッフとの文化の違いもあり、そのまま日本のシステムを持ち込むことは不可能なため、アメリカのスタイルに合わせたオペレーションを構築する必要がありました。」度重なる打ち合わせと意識の擦り合わせを経て、構築したオペレーションフローは今後も日々進化させていくつもりだとプレスの尾城は言う。
さまざまな困難を乗り越えてオープンしたニューヨーク店だが、プロジェクトに関わるメンバーたちはこのショップにトゥモローランドブランドの未来を大いに期待している。「ニューヨーク店でトゥモローランドオリジナルの商品が受け入れられることは、トゥモローランドが長年掲げ続けていた世界に通用するものづくりの理念が認められたことを証明することになると思います。」とプレスの尾城は言う。またプロジェクトリーダーの礒谷は「ニューヨーク店のマーチャンダイジングの結果のフィードバックを日本での店作りに活かしていけると思います。グローバルな視点で認められた商品を日本に逆輸入的に取り入れることで、より多角的なマーチャンダイジングを行っていけると考えます。」
世界基準の最高のものづくりを実現するため、これまで日本で培ってきたものづくり、店作りのノウハウを活かし更なるブラッシュアップを図るため、トゥモローランド ニューヨーク店の勝負は始まったばかりである。
(2015年12月1日時点)
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参加メンバー

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