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深堀りしていくことで
商品価値を上げる

山口 翔真

トゥモローランド 丸の内店/キャバン 丸の内店
2020年入社

Text and Edit / Yukiko Shinmura
Photo / Sho Ueda

雑貨も含めてファッション

店頭には洋服以外にも、ライフスタイルに関わるあらゆるモノが集約されています。トゥモローランドが手がけるショップのひとつの特徴だと思いますが、僕自身、生活にまつわる雑貨も含めてすべてがファッションだと捉えています。そこで、洋服だけの提案ではなく雑貨まで網羅した接客でよりお客さまに満足していただきたいという気持ちから、店舗でのライフスタイル担当に手をあげました。

今は接客はもちろん、在庫管理も任せてもらっています。試着できる服とは違い、香水や石けんには生活に溶け込んでからじゃないと分からない魅力がある。より透明度を上げた説明が求められるので、今まで以上にお客さまの側に立って商品と関わるようになりました。

知ること、そして書くこと

もうひとつ力を入れているのがブログでの発信です。ブログといっても即時性のあるものではなくコラムのようなもの。例えば〈TOMORROWLAND〉のニットと〈JOHN SMEDLEY〉のニットをそれぞれ深堀して紹介したり。店頭では目の前のひとりにしか伝えられないことも、オンラインでは100人、それ以上の人の元へ情報を届けることができます。

深い内容を知ってもらうことが商品への愛着や興味につながっていきますし、着こなしにも反映される。そして正しく伝えるためには知ることからなので、調べて勉強しながら書くことは自分にとっても有意義な時間。いつ読んでも面白いアーカイブとして、デジタル版の教科書みたいになっていくことを目指しています。

商品への想いはつくり手と同じ

入社前は専門学校で服づくりを学んでいたので、当初は生産する側にも興味があったのですが、店頭でお客さまと触れ合う経験を重ねるうちに、販売という仕事が自分の中でどんどん特別なものになっていきました。

同じ会社のチームメイトたちがつくりあげている商品だから、アイテムへの想いはつくり手と同じです。こだわりや熱量を感じ取る機会もたくさんあります。それを一対一で提案して、喜んで帰ってもらう瞬間にたくさん立ち会える。お客さまの手に渡っていく様子を目の前で見届けることが、直接やりがいに繋がっています。このフィールドで、ひとつひとつの仕事のクオリティを上げて、さらに厚みを出していくというのが今の目標です。

山口 翔真(やまぐち しょうま)
トゥモローランド丸の内店/CABaN丸の内店
2020年入社

トゥモローランド 横浜ルミネ店配属の後、2020年9月から丸の内エリアへ。キャバン 丸の内店、トゥモローランド 丸の内店の2店舗の店頭に立ちながら、ライフスタイル担当として在庫管理、ブログの執筆など活動の幅を広げている。