イメージを視覚化して
流れをつくる
井上 直哉
販売促進部／プレス
2017年入社
Text and Edit / Yukiko Shinmura
Photo / Sho Ueda
ブランドの魅力を伝える仕事
プレスの仕事は、媒体やスタイリストさんへのサンプル貸し出し業務なども日々行っていますが、商品を客観的に捉えてビジュアルに落とし込み、多くの人たちに知ってもらえるよう拡散していくというのもひとつの使命です。シーズン立ち上がりのルック撮影からはじまり、その商材を使ってどうプロモーションをかけていくか、試行錯誤しながら情報を発信しています。
いいモノがそこにあったとしても、欲しい人の元に情報が届かなければ意味がありません。モノの良さ、見せ方、伝え方、そして店頭での販売力。チーム一丸となって、商品が売れる流れをつくっている。それを俯瞰で見て視覚化したり、実現させるのがプレスの役割です。
アイデアをストックしていく
スーパー エー マーケット 青山で開催した〈M A S U〉のコラボレーションでは、企画の段階からバイヤーやディレクターと一緒に構想を練り、たくさんのメディアに取り上げてもらいました。店頭で初日の朝に来たお客さまが商品を手に取る姿を見届けられたときは嬉しかったです。効果的に宣伝できたかどうかは来客数や売り上げに現れる。いつも同じ手法という訳にはいかなくて、その都度、最適な方法を模索します。
そのために重要なのが日々のインプット。アイデアのストックを自分の引き出しの中に貯めておいて、必要なときに取り出したり組み合わせたりして提案する。より良い内容でお客さまに情報を届けるために、常にそのストックを増やす努力をつづけたいです。
言葉にすることで、叶えた夢
学生の頃からファッションが好きで、入社前からPR職に興味がありました。先輩から「やりたいことがあるならはっきり言葉にしていくといいよ」と助言をいただき、ことあるごとになるべくその意志を言葉にするように。当時の僕は人と話をするのが得意な方ではなかったし、夢を語るのは正直恥ずかしい気持ちもありました。
でも意識して言葉にしつづけたところ、それを覚えてくれている人が増えていって、他店舗のイベントのヘルプや取材の立ち会いに呼んでもらえるようになり、入社2年目になる直前に今の部署へ本異動となったんです。人生の中で、やりたいことを人に話すのははじめてでした。言葉にすることの大切さは、今も強く感じています。
井上 直哉（いのうえ なおや）
販売促進部／プレス
2017年入社
新規事業部と言われているスーパー エー マーケット、ランド オブ トゥモロー、キャバン、エディション、ジェームス パースを担当。展示会、メディア設計、SNS運用、シーズンルックやイメージビジュアルの撮影など業務内容は多岐に渡る。