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買う人も売る人も
シンプルに楽しめる環境を

廣瀬 友香

デジタルコミュニケーション部 EC課
2005年入社

Text and Edit / Yukiko Shinmura
Photo / Sho Ueda

売れると嬉しい素直な気持ち

買っていただけると嬉しい。けれど実際は、悔しい思いをすることも多いアパレルのお仕事。いつもそれはなぜなんだろうと考えて、解決できなかったとしても何か少しでも前へ進もうと15年ほど接客の仕事をしてきました。

大好きなファッション。この先もそれが続くと思っていたのですがコロナ禍で一変。お店が閉まり、カスタマーサポートに入りました。そこでお客さまのお声を聞いていくうちに、デジタルの可能性やアイデアが生まれてきたんです。デジタルの知見は乏しかったのですが、新しい角度から販売することへの興味は募り、たどり着いた先がデジタルコミュニケーション部のEC課でした。

お客さまの近くにいたことが強みに

デジタルコミュニケーション部の中でも私のいる部署では、販売促進、SNS、オンラインストアのコンテンツ制作をしています。マーケティング色も強く、売り上げ傾向を見ながら商品部とも連携して情報を吸い上げ、半期でプロモーションのスケジュールを立てます。そこから企画と撮影。配信後は数字を追いかける作業。

アイテムが動く波があるのですが、これが意外と店舗と通じるものがあって。店舗でお客さまを見てきた経験から、どの時期に何が欲しくなるのか、どんな組み合わせが響くかなど、お店で学んだことがかなり反映されています。リアルな着こなしの参考になるコンテンツをつくるよう心がけていて、実際にお客さまの行動に直結しているなと手応えも感じています。

デジタルの力で変えられること

接客の仕事をしているとき、作業効率を上げるためにデジタルが使えないかという点に興味を持っていました。店内作業の中でシステム化できることがあるんじゃないかと、ぼんやりとですが。ショップスタッフの心の余裕が良い接客につながるのは事実です。

今の部署でデジタルに強い世代から学びながら知らないことを知る1年を経験し、感覚を掴んだ2年目、得た知識をどう実行していくかというステージにいる3年目の今。ゆくゆくはアナログとデジタルをうまくつなぎ合わせる架け橋のような役割を果たせるようになりたいです。買う人も売る人も、よりシンプルでピュアな気持ちでファッションが楽しめる環境が整えられたらいいですよね。

廣瀬 友香(ひろせ ゆか)
デジタルコミュニケーション部 EC課
2005年入社

店頭スタッフを経てデジタルコミュニケーション部へ。カスタマーサポートを経験した後、現在はEC課にてオンラインストアを担当。システム業務連携、売上施策、ブランド訴求の企画立案などに携わる。商品ページからランディングページまで、撮影を含むコンテンツ制作も手がける。